安住の地を求めて
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ICOM の IC-Δ1 のお話、第2回です。

前回は IC-Δ1 についてマトモな説明をしないままにダラーっと書いちゃいました。
おまえにマトモな説明が出来るのか?ってツッコミはごもっともですが、能力の限界を弁えずにマトモな説明に挑戦してみますよ、今回は!
いや、何を以ってマトモというのかの定義すら出来ない訳ですが・・・。
さて、IC-Δ1ですが、ググってみても意外に情報が得られません。
単に売れなかっただけとか、探し方がマズいとか、ネットに載せるほどの情報がない/特筆すべき点がないとか、色々あるかとは思いますが、勇者が思うに「名前が悪い」のではないかと・・・。
IC-Δ1ですが、デルタの表記はΔと⊿の2種類あります。Δはギリシャ文字で⊿は数学記号という扱いの様です。
製品のロゴに近いのは⊿の方なんですが、メーカーの表記はIC-Δ1となっていますので、ここではそれに倣っています。
因みにIC-⊿1で検索すると⊿は無視されてIC-1と同じような検索結果になってしまいます。GoogleとYahooで調べてみましたが、どちらも⊿を無視するようです。
デルタ1とかデルタワンという表記もありましたし、IC-DELTA1という表記でも何件か引っ掛かってきました。

アマチュア用の無線機も海外向けに輸出されていて、IC-Δ1にも輸出用のIC-Δ1AとIC-Δ1Eが存在するようです。
海外だと概ねIC-DELTA1という表記で統一されているように思います。
各仕向け地ごとに細かい仕様の相違はある様子ですが、基本的には144/430/1200MHzの3バンドハンディという点は共通です。
アメリカ向けは430MHz帯が440~450MHzになっているっぽいので、VCO基板上の部品の定数が違っていたりするのかも知れません。
でも、IC-Δ1AとIC-Δ1Eを相互に入れ替える改造が紹介されていた(英語で)ような気もするので、実は各国で共通かも知れません。
どうも海外向けのIC-Δ1はダイオードマトリクスで仕向け地を切り替えている様です。
海外仕向けのマトリクスは5種類あって日本国内版はそのいずれとも違う設定になっているようなので全部で6種類の設定があるのでしょう。
国内版もマトリクスの変更で海外仕様に出来たりするかも知れません。
が、それをして意味があるのかどうかも分かりませんし、勇者的には興味のない部分ですし、海外版の現物を見た事がない上に、今後そういう物を入手して突き合せて見る機会も恐らく無いと思うので何とも言えない部分です。
具体的にドコでとは言いませんが、英語版のサービスマニュアル(PDF)がダウンロードできるようですよ。
興味のある方は探してみましょう。というか探すまでもなく、その筋では非常に著名というか定番といえるサイトにあるハズ。

ま、手元にあるのは国内仕向けのIC-Δ1ですから、それに関する諸元などを書いておきます。とりあえずは免許が貰える程度には情報が必要ですからね。
古い機械ですから技術基準適合機種ではなく、保証認定対象機種(その昔はJARL登録機種と呼ばれていたらしい)です。
登録番号は B152S でした。現在もこの番号が有効かどうかは分かりません。
周波数帯は144/430/1200MHz帯でいずれのバンドも電波型式はF3E 変調方式はリアクタンス変調です。
終段管は SC1144×1(144MHz帯)/SC1145×1(430MHz帯)/SC1197×1(1200MHz帯)
終段電圧 13.5V で144MHz帯/430MHz帯の送信出力が5W、1200MHz帯の送信出力が1Wとなっています。
とりあえず、このぐらいの情報があれば局免は降ろして貰えるんじゃないかと思います。

ついでに定番といえば定番かも知れない受信改造の方法です。
本体背面のネジを5本、上面の小さいネジを1本外すと本体がヒラキにできます。
PTTスイッチが付いてる基板(シールドが付いているロジックユニット)の向かって右下のあたり、シールドが切れて少し広くなっている場所に、非常に小さいですが空きランドが並んでいる箇所があります。すごーく小さいのでルーペとか持ってこないと見辛いかもしれませんが、標準状態だとシールド直下付近に3本足のチップ部品(これがダイオード)があります。ルーペで拡大してみると M1 という文字が入っているハズです。
この部品を外して、元々付いていた1つ下の空きランドに移植します。後は元通りに組み直せば改造完了です。
改造後にはオールリセットの必要があるかもしてません。オールリセットは本体側面のFボタンと本体前面の A(LIGHT)キー と *(CLR)キーを同時に押しつつ電源ONです。指が攣りそうになりますが頑張りましょう。

改造後は B(HI/LOW)キーと #(ENT)キーを押しつつ電源ONで受信範囲が拡大されます。
VFOの可変範囲は50~299MHz/300~999MHz/1000~1310MHzとなります。
どこからどこまでが実際に受信できる範囲なのか、どの程度の感度なのかサッパリ見当も付きません。
つか、勇者のトコに来たIC-Δ1は2台とも改造済みの状態でしたが、そんな事には全然気付いてませんでした。
(つい最近色々調べてて、こうなってると分かった)

オマケで、もう1つ。クロスバンドレピーターモードです。
ま、クロスバンドレピーターにする場合、受信範囲拡大しても意味が無いと思うので、普通に電源を入れて普通に起動します。
で、レピータ動作させたい2バンドだけを有効にします。バンドユニットの有効/無効の切り替えるには、側面のFボタンを押しながら、本体前面上側(パワースイッチの右下辺り)に並んでいるバンドボタンを同時に押します。
スケルチの設定とか、モロモロの設定が出来たら、側面のFボタンを押しながら、本体前面の MMONI キーと #(ENT)キーを同時に押すとクロスバンドレピーターモードに入ります。解除する場合も同じ操作をします。F+#でロック操作ですから、クロスバンドレピーターモードに入っている間はロックのインジケータが表示されます。
完全にノーマルなIC-Δ1でも出来るかどうかは不明です。いつかヒマでヒマで死にそうになったらノーマルに戻して試してみるかも知れませんが多分試す事は無い気がします。
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